どうも、ペイントです。
皆さん中学、高校の時に聞いていた音楽は何ですか?
現在30代前半の私は
サザンオールスターズ(特にTSUNAMI )
L'Arc〜en〜Ciel
Bz
ケミストリー
シャムシェイド(1/3の純情な感情のみ)
19
ゆず
藍坊主
RIPALIME
などをMDで聞いていました。懐かしいですね。
そして、上記のリストには入っていないけど、忘れてはいけないアーティストがいます。
それがスピッツです。
今回はスピッツの曲をご紹介したいと思います。
何故、今スピッツを取り上げるかというと、2021年に発売された新曲「紫の夜を超えて」を聴いて深く感銘したからです。
15年前と何ら変わらない曲の雰囲気。草野マサムネさんの声と歌い方。崎山龍男さんの凄テクドラム。(私もドラムを嗜んでいて、このお方は神だと思っています)
今やボカロ出身アーティストがひしめいている中で、昔の雰囲気を保ち続けた曲をリリースされたところに痺れる憧れる、、、。
是非皆さんにも新曲「紫の夜を超えて」と共に、今一度スピッツの名曲を聴いていただきたいと思い、私の中でのおすすめトップ3をご紹介します。
きっと30代の皆様には響いてくれるのではないかな、と思います。
また、今回は超有名な曲「チェリー」「ロビンソン」は省きます。
これが選ばれるのは当たり前ですからね。
ではどうぞ。
目次
3位:冷たい頬
スピッツのベストアルバム
「CYCLE HIT 1997〜2005 Spitz Complete Single Collection」にも収録されているシングル曲です。
23年前、私が10歳の時くらいかな。発売当初の1998年、私はこの曲を聴いていませんでした。
それもそうで、この曲は元々シングルになる予定は無かったらしく。収録アルバム「フェイクファー」が発売される直前に急遽シングルで発売されたらしいです。
何故シングルで発売されたかは謎ですが、悲しい感じがひたすらに表現されている曲でありながら、この中にスピッツの柔らかくても突き刺さるロックを感じることができます。
特にサビに入ってからのスネアドラムのリズムは、悲し過ぎて辛い感じをすごく引き立ててくれています。
私が25歳くらいの時に、岡山をドライブ中、偶然スピーカーから流れてきて、
「渋いなー、心に染みるメロディだなー」
と思った時から好きになっていました。発売から約15年経っても、いい曲はいい曲なんですね。
ちなみに30歳を過ぎた今でも、たまに聴いて「渋いなー、心に染みるメロディだなー」と思う時があります。
いい曲ですので是非ご視聴ください。
2位:シロクマ
この曲は大ヒットした「春の歌」の発売から5年振りに発売されたシングル曲。
しかし、当時はそこまでヒットしませんでした。多分ですが単調で盛り上がりに欠ける曲だからだと思います。
始めから終わりまで高揚感の無い曲調は、当時はダラダラした感じに聞こえていました。
唯一PVが可愛かったのは良かったですね。
では何故この曲が2位かと言うと、カラオケで歌いやすいから。
しかも歌ってみると、意外に可愛くて切ない感じが良かったんです。
「可愛い」はAメロの部分。シロクマがほのぼのと過ごしているような曲調で、メロディも難しく無い。
そしてサビに入るとスピッツ特有の「切ない」感じが現れます。この部分がカラオケにおいて程よい難易度なんです。
簡単そうで少し難しいメロディ。でも歌えると「切なさ」を伝える「泣きの表現」がとっても気持ちいい。
※「泣きの表現」とはこんな感じです。
この曲を好きになったのはつい最近、2020年ごろです。
ふと妻とカラオケに行った時、スピッツで歌える曲が無いかなーと探したのがきっかけでした。
妻からも
「へぇー、いい曲やん。誰のなんていう曲?」
と高評価。難易度も高く無いので私の歌声も上手に聞こえたようです。
曲の良さは歌ってみて初めて気づく時もあるようです。
1位:ホタル
これは私が高校生の時に心に染み渡った曲です。今でも誰が何と言おうと名曲。
この曲は2000年に発売。当時はひっそり発売されていた記憶があります。あまり広告もせずに、知らぬ間にランキングにのっかっていたんですが、イントロの悲しい感じ、マサムネさんのかぼそくも芯がある声で一気に引き込まれました。
そして、イントロの後に入ってくるベースとドラムで、一気にかっこいいロック調の曲へと変わります。しかし、サビでは悲しくてかぼそく、今にも消えてしまいそうな蛍の光、そんな雰囲気を感じます。。。
そして曲の最後で追加される、ハーモニカの悲しそうな演奏が入った時、多くの方がこう思ったでしょう。
「はい神曲決定です!」
そんな雰囲気に当時学生の私の心は鷲掴みされてしまいました。MDがすり減ってしまうほど聞きまくりましたね。
2021年発売の「紫の夜を超えて」は、このホタルの雰囲気を感じます。久々のシングル発売でホタルの雰囲気を出してくるなんて、スピッツは「30代のおっさんホイホイ」を仕掛けるのがとてもお上手ですね。
しっかり引っかかってしまいました。
最後に
どうでしたか?30代の私が学生だった頃に全盛期を迎えていたスピッツが、2021年に「紫の夜を超えて」で雰囲気そのまま復活の狼煙をあげています。
今ではCDを購入せずとも、ストリーミングや動画を見るだけでもアーティスト収入になるので、これを機にストリーミングで気軽にスピッツの良さに再度耳を傾けるのもいいのかな、と思います。
オマケ:私のトラウマ「君が思い出になる前に」
ランキングとは関係の無い、私の思い出話を一つお話ししましょう。
私が高校生の時、バンドで一度だけライブに出演したことがあります。
私はドラムをこよなく愛しているので、その時はドラムで出演を予定しており、必死に練習をしていました。
曲は
Mr.Children 「ランニングハイ」
バンドの「オリジナル曲」
そして、スピッツの「君が思い出になる前に」だったのですが、
この「君が思い出になる前に」が鬼畜レベルの難易度だったんです!!
スピッツのドラマー「崎山龍男さん」はドラムをやっている人の中でも神と言われるほどのテクニシャン。そして、どの曲でも実に細かく難しいオカズを入れられます。
もちろん「君が思い出になる前に」でも、そのオカズと難易度は健在でして、、、、。
サビに入る前のオカズは、人生で一番難しいと言っても過言ではなかったんです!
もちろん、ライブでもミスりまくり。オワタ_(┐「ε:)_
曲はゆっくりとしていて、一見簡単そうに聞こえるスピッツの曲。
油断していると痛い目に遭いますよ。_:(´ཀ`」 ∠):
ちなみに、本記事で登場したアルバムは以下の通りとなります。
チェリーとかはこちら