今週のお題「〇〇からの卒業」
この前の日曜日。私は3年間続けてきた吹奏楽の一般バンドに卒業の意を告げました。
入団当初、私は吹奏楽初心者でした。 そんな私を快く受け入れてくれたバンドにまずは感謝申し上げます。辛いこともありましたが、すっごく楽しかったです。
そして、この卒業までの経験は「一般バンドに入りたいけど、続けられるかな?」と思っている方の参考になると思い、記事にさせていただきました。
ちょっと偉そうな感じの表現があるかもしれませんし、非常に不安になる内容かもしれません。ですが、これを知っておいて心の準備をしておくと、入団後楽になるかもしれません。
興味がある方にお読みいただけると幸いです!
そして本題に行く前に一言、、、
一般バンドに所属するなら、家に近い一般バンドに所属しましょう!
では詳細をどうぞ。
目次
※この記事の前提「ブログ主のパラメータ」
・30歳くらいで吹奏楽デビュー(それまでは自己満ドラマー)
・パーカッション パート所属(人がいないから一応パートリーダー)
・練習会場までは車で片道1時間。
・妻と二人暮らし。妻の実家は車で1時間くらいのところ。
・平日は仕事。家に帰ったら風呂洗い担当。
もっと詳細なパラメータを知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
卒業の理由
一般バンドを辞める理由、それは人それぞれです。
私の場合は「私生活」と「運営」の両立が難しいと感じたのが理由です。
まあ、運営が辛くなったという「逃げ」も理由ですけどね、、、。
理由① 子育てとの両立
私にはあと2ヶ月(記事を書いたのは21年3月17日)で我が子が誕生します。
子育てネタも記事にしてますので良かったら見てね♡
そこで私はこんなことを思い始めました。
・週1回の練習であっても、子育てをしながらの継続はイメージができない。
・育休も取る予定だし、子育てに集中してみたい。
すなわち「子育てに集中するために吹奏楽は諦めたほうが良い」と言う考えに至りました。
もちろん、今住んでいる場所から車で1時間くらいの距離に妻の実家もあるので、里帰り出産および子育をすれば、吹奏楽を続けられるかもしれません。
でもそこまでして続けるかな〜、と思ったため、このタイミングでの決断となりました。
さらに、このように考えている最中、我が団体で「定期演奏会」が開催されます。
そこで私は
「ちょうどこれが卒業ライブだな」
と悟ったわけです。これが一つ目の理由です。
理由② 運営部が辛い
一般バンドというのにはおそらく「部署」が設定されているはずです。これは団を維持するための機構です。
部長、副部長を中心として会計、広報、運営、、、。内容は各バンドで様々でしょう。
もし、これから一般バンドに所属する人は、何かしらの部署に配属することになるはずです。何故なら、一般バンドは各自が何かしらの部署に所属し、仕事をすることで団を維持しているからです。
この点はもしかしたら部活でも同じかもですね。私は中学で剣道、高校はラグビー、大学はトランポリン部だったので吹奏楽部の仕組みがどうなのかは分からないですが、、。
私は「運営部」に所属していました。ここでいう運営部は「楽器(打楽器)および練習会場の準備」が主な仕事です。
この、「練習会場の準備」がネックでした。。
「練習会場の準備」とは「練習場所の解錠係を探さないといけない」ことでした。
解錠係とは平日に鍵を取りに行き、休日の練習開始2時間前くらいに解錠する人のことです。
自分で解錠できるならまだ楽だったのですが、私は片道車で1時間以上離れたエリアで活動している一般バンドに所属していたため、気軽に鍵を取りに行くなんて無理でした。
ましてや平日は仕事があるため対応不可。。。
そのため他の人にお願いする必要があるのですが、いかんせん「次の練習に来れて解錠係をしてくれる人」を練習終わりに探し回るのが辛い。。。
打楽器の片付けもあるのに、、、。(打楽器パートはほぼ私一人、だからパートリーダー笑)
そんな感じで毎週右往左往の四苦八苦。一応それを避けるために鍵当番の仕組みを作ってみたのですが、すこぶる不評。フラストレーションが溜まる一方でした。まあ、私が仕事のできる人間でないので仕方ないんですけどね、、、。
そんな感じでフラストレーション溜まりまくりな日々を過ごしていました。演奏は楽しいのにね、、、。
これが二つ目の理由です。
理由③ 演奏会の準備が大変
そして何故か私は演奏会実行委員会の「まとめ役」をやっております。退団と同時に引退ですね。
「何故私が?」という疑問とモヤモヤを抱えながら、コロナに振り回されてつつ、ここ1年半くらい定期演奏会の調整を続けてきました。
それで、問題だったのは「吹奏楽あるある」が分からないこと。
選曲とか演出とか、みんなの意見を集めるけど、木管と金管の考え方が違ってなんだか噛み合わない。お前ら仲良くしろや!と大声で言いたくなる。おっと、愚痴が、、、。
そして、例年「当たり前のようにやっていること」は履歴やマニュアルが皆無。当然、初心者の私はやらなければいけないことに気づかず、気づいた時には期日が、、、。
いや、仕事ができないだけかもしれなんですけどね!
演奏会を取りまとめると言うことは「演奏会の企画や選曲ができる」ので聞こえはいいのですが、その裏では結構しんどい、、。
なんだかこの役目は今後も続きそう、、だとすると無理かな〜〜。
と思った今日この頃に子育て開始と定演がちょうど重なり、そちらの理由を全面に出して退団を決意。
これが3つ目の理由です。
一般バンド入団において重要なこと
一般バンドはすっごく上手な人がいて、全体のレベルもすっごく高くて、合奏しているとすっごく面白いです。これは事実。
そのため、今一般バンドに入りたいと思うのであれば是非おすすめします。
ただし! 何かしらの仕事も付き纏うことを覚悟してください。
この「覚悟」とは、「準備」と言い換えることもできます。
何が言いたいかというと、練習日以外でも楽器練習以外の「やらないといけない事」があると言う事です。
しかもこれらは地域密着の仕事が多いです。
・楽譜の整理整頓
・指揮者との相談、練習内容組み立て
・練習会場の予約
・他の団体との折衝(これは副団長以上の仕事かな)
等々、、、。
そして、これらに対応するためには一般バンド活動エリア近くに住んでいることが重要です。
上記の仕事をするにしても、ほとんどが活動エリアで作業することが多く、遠くに住んでいると微妙に面倒なことが多くなりフラストレーションが溜まります。
また、練習終わりに仕事が舞い込んできても、すぐ家に帰れないためその日に取り掛かることができず、結局平日を活用することになる。。これもフラストレーション。
これらフラストレーションを溜めないためにも、是非近場の一般団体に所属することに努めましょう。それが難しいなら周りの目を気にせず全力で仕事から逃げましょう。
これが、一般バンドに所属する際の準備であり覚悟だと思います。
3年間の良かった思い出
まあ、こんなに愚痴っぽく卒業の理由を語ってきましたが、一般バンドでの活動は大部分が楽しい思い出でした。
思い出① パーカッション切り替え時にトリッキーな瞬間移動を披露し、お客さんのおばあちゃんをメロメロにした。
思い出② 初心者ながら「成長力がハンパない」とみんなからベタ褒めされた(その裏では日々の鍛錬を欠かしませんでした)
思い出③ もたつき感丸出しのドラムテクニックにも皆んな笑って我慢してくれた。
思い出④「カバサめっちゃ上手ですね!」と言われた。
※ちなみにこれがカバサ。なんだよこれ。。。。画面は楽天にリンクしています。値段高!
あー、楽しかったな、、、。
最後に
色々とネガティブなことをお伝えしましたが、上記のことを覚悟の上で一般バンドに所属すれば、きっと楽しい合奏ライフが待っています!
そして本当に最後になるのですが、
あなたの得意楽器はなんですか?
私はカバサです(涙)