人知れず、男というものは泣いているものです。
私が学生の時。私の心は冷酷そのものでした。
飼っているペットがお亡くなりになられても泣かず。
親戚がお亡くなられても泣かず。
小学生の卒業式では逆に笑っていた。
こんなクソ野郎の話でも聞いてださるのなら、目次へ進んでいただけると幸いです。
目次
私の好きな映画
30代のおすすめ映画と言えば黄金期としか言いようがないラインナップが並びます。
ダイハード3
ミッションインポッシブル
映像は粗いが名作。
どんなマニアックなタイトルを並べても、これらの黄金期タイトルにはやはり勝てない。
そして私はドキドキハラハラしながらこの映画たちを見ていました。
涙の出るような感動、悲しさなんて感情は部屋の隅っこに捨てていましたよ。
出会いは理由もなくやってくる
学生の時はよくTSUTAYAに行って映画を貪っておりました。
そしてその時はマニアックなチョイスが増えていきました。
ジョーズ(これは有名か)
マーズアタック
ナイトメアビフォアクリスマス
※マニアックじゃないかも、すみません。
学生の時の私は歳を重ねることで、よりドキドキハラハラを求める体質になっているようでした。
そんなある時、ふと一本の映画を選びました。
何故でしょうか、ちっともドキドキハラハラしないはずなのに「感動系映画」に手を伸ばしていたんです。
その時何か感傷に浸りたかったのでしょうか?理由は私の中にあるものの、正体は未だ顔を出してくれません。。
※感傷に浸る:何となく意味がわかる程度だったので補足。胸がギュッと締まるような、悲しい気持ちになっている時のことです。参考:「感傷に浸る」の意味とは?感傷に浸りたくなる瞬間&浸る人の心理を解説
私を壊したラストシーン
こちらの映画、おじさんが記憶喪失になる話なのですが、見ている途中は特に感動もへったくれもございませんでした。ヒューマンドラマだな〜と気軽な感じで見ていました。
ただ、ジムキャリーが主演であったことがギャップでした。
ジムキャリーって「マスク」とか「バッドマン」のはてなマーク野郎を演じていたりとギャグテイストな役回りが印象的なので、この手の真面目映画に出ているのは今となっては希少に感じます。
そして物語は終盤へ。。
主人公がラストに自分の思いを皆んなに伝えるシーンがあるのですが、そこで私は
うぁ〜ん、、、グスッ。うぉ〜〜〜〜。おーろろん、、、。
号泣ですよ。涙腺リミッターが故障しました。冒頭で話したように、南京錠100個分くらい解除するのが面倒で難しい私の涙腺リミッターがです。
なぜだ、、何故なんだ。。。私は冷酷だったんじゃないのか。。。
何でこんなジムキャリーで泣いちゃうんだよ!
涙には種類がありますよね。
悲しい涙、嬉しい涙、楽しい涙、感動の涙。
ただ、、
この映画は全てに属する気がしました。
感動寄りではありますよ。でも楽しくもあり嬉しくもあり。。もしかしたら悲しい部分もあったのかも。
つまりは涙にまつわる全ての感情に浸ることができる。
そんな映画だと思いました。
そんな映画のタイトル
ご紹介が遅れましたね。そんな私の涙腺を破壊していただいた作品名、、
それは、、、
THE MAJESTIC
ぜひご覧あれ。
※ただし涙の補償は致しかねます。泣く理由は人によって様々ですからね。