「犬鳴村」を見て
去年上映されたこの映画。
プロモーションビデオでは日本が誇る幽霊ホラー映画であることがわかり、ポスターからも面白そうな香りが。
いつかは見ていたいな、、、と思っていたら
先日夜中に地上波放送が行われていたので録画して見ちゃいました。
そして見終わった感想なのですが。
いまいち、、、。
物語にまとまりが無いためなのか、
はたまた私の理解能力が貧弱なのか、、、。
本作品を理解することができませんでした。
(Yahoo!映画でも評価が低いようで、、)
日本のホラー映画(以後Jホラー)ってこんなんだっけ?と思ってしまったのが正直な感想です。。
Jホラーに求めるもの
Jホラーって独特な世界観を持っていると思うんです。
・薄暗い雰囲気
・よく見えない幽霊(呪怨は除く)
・画面には映っていない場所に何かいる予感がする緊張感
これらの要素はJホラーならではで洋画では中々表現できないと思っています。
また、これらが今のところ私がJホラーに求めるものです。
最近上記を満たしてくれるような映画が出ないな、、と思っていた中での「犬鳴村」だったので期待しておりましたが、満足できない結果に、、、。
※なお、一点例外で「ライト/オフ」と言う洋画はJホラーテイストで面白いです。個人的には犬鳴村より怖い、、。
Youtubeであらすじ紹介していますので是非、、。
Jホラー映画の正解は?
リングや呪怨のようなJホラーに出会いたい。。。どうすれば良いか、、、。
どのようなJホラーが私を満たしてくれるのか、、、。
こう言う時、私には頼れる仲間がいます。
それは心理学!
教えてくれ心理学。真にJホラーに求めるものは何で、今後そのような映画に出会えそうなのか。。。
と言うことで調べてみましょう。
恐怖について
今回はこちらのサイトを参考にさせていただきます。
ここでは
「恐怖」=「好奇心」
と説明されています。この点は私も「グロ耐性」に関して調べた時と同じ内容ですので正しい情報だと思います。
ちなみに「グロ耐性」については下記の記事をお読みください。
リング、呪怨の上映から数十年が経っています。
日本人はおそらく上記の映画のような「恐怖」には慣れてしまっている。つまり同じような映画を上映しても「恐怖」どころか「好奇心」、つまり見ようとする考えを持たれなくなってしまうかもしれない。。。。
だから今回「犬鳴村」のようなちょっと思考を変えたJホラーが上映されたのかもしれないですね。
※「犬鳴村」は呪怨と違うジワジワくる恐怖を目指したと監督のコメントがあります。
不安の解消
次はこちらの記事を参考にしました。
この記事の中で「Wilson教授」の見解が参考になりそうです。
ホラー映画は見終わった後、気分が良い状態になりやすい。
映画の中ではなく現実ではゾンビや幽霊に襲われないからね。
きっと安心するんでしょう。ホラー映画の中の不安だらけな状態がエンディングを迎え解消される。さらには観賞後に現実と照らし合わせると、私たちはほぼ確実に映画の中のような不安な状況ではなく安全な現実にいるんです。
安心そのものです。
この点は「犬鳴村」がつまらなかった要因なのではないかと思いました。
「犬鳴村」では話の内容がいまいち掴みきれなかった。そのままエンディングを迎えモヤモヤ。そして現実に戻っても映画内と現実に大きな差がなく期待していた安心感を得られない。
これがもしかしたら「犬鳴村」に対して辛口なことを言ってしまった理由かもしれません。
まとめ
まとめるには早いかもしれませんが「私がJホラーに求めるもの」は下記の3点だと思います。
①経験したことのない「恐怖」
②エンディングで全てが解決する「不安の解消」
③鑑賞後の現実に対する「安心感」
これが私の思うJホラーに求める正解なのかもしれません。
「樹海村」が公開予定ですが、これはどうなんでしょうか。。。
「樹海村」にはあまり期待せずに
まずは①〜③を満たすような昔のJホラーを探してみようかな。。
そういえばこんな記事を書いたことがありました。
洋画もやっぱり良いですね。