ミュージカル作品です。
モクジ
劇団四季の思い出
私が高校生だった時の話です。
私が通っていた高校では3年生が文化祭で劇をするというのが決まりでした。
そしてそのために3年生みんなで劇団四季を見に行って勉強するというイベントがあるんです。
公立高校ですよ?すごくない?
自慢はさておき、私はそれまで
ミュージカルなんて臭い芝居よね。
と思っていました。失礼ですよね、スミマセン。
そしてその時は「アイーダ」を鑑賞したのですが、、
圧巻!
こりゃすごい。いや何がすごいって
まずは声量ですよ。マイクないんですよ?なんで声が後ろまで聞こえるんですかって、鳥肌もの。
あとは演出。小物から大道具まで一言で言うと「カッコいい」
これを見せつけられてテンションが上がらないわけがない。
私のクラスは3年間クラスメイトが同じで
仲がそこそこ悪かったんです。
しかし、この生徒達が目を覚まします。
私のクラスは「ウエストサイドストーリー」にチャレンジ。
今まで溜め込んでいたバネを一気に解放させるかのように
クラスは一団となり練習に取り組みます。
ダンスを習っている生徒が踊りを指導。
理系のクラスだったのでマニアック軍団が小物や大道具を作製。
体育会部員がメインダンサーとして手腕を振るいます。
そして結果は、、、、。
惜しくも優勝は逃してしまいましたが
お客さんを含め周りの評判は
「お前らが一番だよ」
の雨嵐。
※選考の基準で戦争物語が選ばれる傾向にあったのでウエストサイドストーリーは不利だったのかも、、と思っています。負け惜しみ!
なんやかんやで劇団四季を見に行ったからこその結果です。
劇団四季の影響力は計り知れません。
劇団四季の気になる作品
そこから15年以上経ちます。
私は妻(大学からの彼女なのでながーいお付き合い)と劇団四季の「リトルマーメイド」が見たいとほざいています。
ですがこれが人気作。
全然予約が取れません、すぐに満席。。
そして劇団四季を見に行こうだなんて夢が途絶えます。
あの頃の情熱はそんなもんだったのか、、、。
そして昨日。
いつもの日課、ネットサーフィンでこんな記事を見つけました。
その名は「ロボット・イン・ザ・ガーデン」
ほう、ロボット。
なんかロボットとひとりの男の物語のようです。
とりあえず紹介動画見るか。。。
ほげーー!
衝撃の映像がそこにはありました。
劇団四季:『ロボット・イン・ザ・ガーデン』:プロモーションVTR
ロボット人形を人が操っとる!
しかもその人丸見えやん!というか動かしてる人も演技してるし!
シュール、、シュールだよ劇団四季。
グンと劇団四季を見に行きたい気持ちが高まりました。
でも考えていると
・ライオンキング
・リトルマーメイド
も同じなんですよね。人が人形を動かしてる。
でもこれらは動かす人もちゃんと一体化した見え方、衣装になっている。
でもロボット・イン・ザ・ガーデンは
「○村!後ろ!後ろ!」
ってなるくらい違和感。
だがそれでいい。
それが劇団四季なんでしょう!
この作品はミュージカルがしっくり
ロボット・イン・ザ・ガーデンは
劇団四季がやるからいい感じに思えたのかもしれません。
例えば映画として作られたとすると、
当然ロボットはCGになり、
街並みは近代社会の様子で描かれるでしょう。
それでは他の映画と同じような感じになってしまう。
例えば「チャッピー」のような感じなか。
このSFご時世の中で劇団四季「ロボット・イン・ザ・ガーデン」は
超絶アナログ!でもそれがなんだか暖かい。
そこににシビれる!あこがれるゥ!
一体どんな全貌なのか、
そしてロボットを操る人の運命は、、。
気になる作品です。